2009年09月07日

衆議院選挙とランチェスター戦略1

今後の日本史に残るであろうと思われる
衆議院議員選挙が終わって、
1週間ほど経ちました。

 特定の政党に偏らず、冷静に衆議院選挙の結果を私なりに
ランチェスターの法則で分析してみると、面白いことがわかりました。

●得票率結果
 得票率=民主党と野党60%  自民党・公明党40%
 【得 票 差=20%】
●獲得議席数
議席数=民主党と野党340議席  自民党・公明党140議席
 【議 席 差=2.43倍】

 全体の得票率の差は、平均20%なのに、
議席数では2.43倍の差がついてしまった。
変ですよね。
でも、ランチェスター戦略なら、
結果が正しいことが証明されました。

 ランチェスター戦略には第1の法則と、
第2の法則がありますが、
今回は中小企業の経営者におすすめしたい
“弱者逆転の法則”と呼ばれる
“第2の法則”が適用されます。

●ランチェスター戦略 第2法則
攻撃力(成果)=兵力数(量)の2乗×武器性能(質)
 
武器の性能(選挙資金・マスコミ動員力など)が同じだとすると、
得票数が兵力数に相当しますから、獲得議席数の差は

差=(民主他60%×2乗) ÷(自民・公明40%×2乗)
 =0.36 ÷0.16
 =2.25倍

 ランチェスターの法則通り、
結果は20%の差ではなく得票率の2乗の差、
つまり、ランチェスターの法則では2.25倍の差ですが、
実際は2.43倍でした。

 比例区には小選挙区との重複候補者もおられますし、
共産党候補や無所属候補も民主党系とみなしています。
 あくまでも概算値ですが、きわめて近い結果となりました。

民主党には、是非日本を明るい未来へ導いて欲しいと思います。

衆議院選挙とランチェスター戦略1 




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Posted by テレコムOAうっちゃん  at 06:00 │Comments(0)ランチェスター経営

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