2009年09月14日

ひかり電話・IP電話・マイラインで電話料金削減

お客様を訪問して感じることは、
中小企業の皆様が通信関係の情報に
無知なことです。
プロではないのだから、
当然なのですが・・・。

その、お客様の無知をいいことに、
残念ながら一部の同業者が
詐欺まがいの販売をしている事例があります。
ただし、そのような業者は徐々に倒産しています。

【騙しのテクニック】
同業者が使う騙しのテクニックに
“電話料金削減”があります。
最近一番流行っているのが
「ひかり電話に変えると電話料金が下がります」。
ひょっとして、すでに騙されていませんか?

【電話料金を点検】
まず手元の電話会社の請求書を並べて、
県内通話と県外通話を比較しましょう。
県外通話が多い場合と、支店や営業所が多い場合は、
ひかり電話で電話料金を大幅削減することが可能です。

【ひかり電話とIP電話】
ひかり電話をご存知ですか。
ひかり回線を利用した電話回線で、
全国一律3分8.4円で通話できます。
しかも、0952や0942などの電話番号を
そのまま使えます。
当然ですが、ひかり回線系の設備投資が必要です。

類似したサービスに“050”で始まるIP電話があります。
0952や0942などの市外局番は使えませんが、
ひかり電話と同じく、全国一律3分8.4円で通話できます。

ひかり電話やIP電話の最大の欠点は、
停電したら使えないことです。
それと、数年前までは多かったのですが、
最悪の場合は電話会社のサーバーの
システムダウンが発生すると、使えない。
ただの地金になってしまいます。

発信も着信もできませんから、
お得意様から「アラッ、電話が繋がらない!潰れたの?」
と思われてしまいます。

停電対策として無停電電源装置(UPS)を
設置することがありますが、
停電動作時間が短いし、
UPSが高額になる場合があります。

ひかり電話と050のIP電話を利用する時は、
現在の通話料金と設備投資額を見極めて、
どちらがお得か考えましょう。

悪徳業者は、ひかり電話が停電時使えないことを
伝えない場合があります。ご注意ください。

【固定電話】
従来のアナログ回線やデジタル(ISDN)回線は、
固定電話回線と総称されます。
固定電話の電話料金を削減する場合、
一番簡単な方法はマイラインで電話会社を
選択することです。

例えば、NTTコミュニケーションズの
プラチナラインを契約すると、
県外通話が3分15円で済みます。
県外通話がさほど多くなければ、
マイラインだけでも電話料金は削減可能です。
設備投資の必要がないから、
簡単に電話料金を削減することが可能です。

【停電対策】
落雷・台風・地震などで停電しても、
お客様からの問い合わせに対応できるように
しておきましょう。

停電後3時間は平常動作する。
バッテリが切れても、1回線は必ず繋がる
ようにしておきましょう。

【ランチェスター戦略】
竹田陽一先生のランチェスター戦略では、
中小企業は営業と商品に80%の力を注ぎ、
組織と資金に20%の力を注ぎなさいと、
説いておられます。
つまり、電話料金は20%の部類ですから、
電話料金削減よりも売り上げを増やすことに
必死になりなさいと言われています。
竹田先生から聞かされると、納得できます。



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Posted by テレコムOAうっちゃん  at 09:00 │Comments(0)電話料金削減

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