2012年05月03日
うつ病対策は聞き上手の人に会う

【日経新聞 平成24年5月2日朝刊より】
自殺願望の人が、前回調査の2008年よりも4.3%上昇し、
平均23.4%に達しました。
特に20代は28.4%ですから、今の時代は若い人にとって暮らしにくい環境にあるのではないでしょうか。
【1】自殺願望から乗り越えた人は、
1位が38.8%で家族、友人、同僚に悩みを聞いてもらっています。
悩みを聞いてもらう相手ですが、私は3段階あると考えています。
鬱病・自殺願望経験者の私の意見として読んでください。
(イ)聞き上手の人に悩みを打ち明ける
明石家さんまさんのようなしゃべくりの人は避けましょう。
全てを受け入れて聞いてくれる聞き上手の人に相談しましょう。
その点心療内科のドクターは経験値が高いでしょう。
(ロ)少し余裕ができたら一般の方にも話す
一般の方でも性格が穏やかな人と付き合いましょう。
(ハ)回復したら元気で明るい人と会いましょう
明石家さんまさんの話が聞けるようになったら大丈夫です。
【2】趣味や仕事で気を紛らわせた人が2位で
ほぼ同率の38.6%。
趣味と仕事の内容によっては気を紛らわすことができるかもしれませんが、私の場合は趣味のカラオケは勿論、仕事にも支障をきたしました。
心が完全に空回りしている状態が長く続きました。
【3】自分自身の鬱病のサインに気がついて
病院に行くと思う人51.2%。
私は悩んだ末に某病院の心療内科に行ったのですが、強い眠気の副作用がある抗鬱剤に耐え切れずに中断しました。
次に、ある本で紹介されていた有名な漢方医に悩みを相談して、漢方を処方していただきました。
結局そのことがきっかけで、鬱病と自殺願望から脱出しました。
今考えてみるとドクターが聞き上手であったことが幸いしました。そのドクターには、現在も他の病気でお世話になっています。
私が自殺を思いとどまった理由はもうひとつあって、「自殺することで、家族を悲しませたくない」と思っていました。
【4】鬱病の原因
私は仕事上の失敗が原因で鬱病となり、一時は自殺したいと思う時期がありました。
人それぞれ3つの悩みがあります。
自力で解決できる悩み、他人の力を借りて解決できること、それに済んでしまった過去のことでどうしようもないことです。
悩みがあったら、初期段階で気軽に相談できる人に、まず相談する。
これが問題解決の近道だと思います。
PM2.5の影響は怖い
9月号のテーマはお悩み解決 「ウルトラマンの教え」
工藤静香「黄砂に吹かれて」は好きですが・・・
「笑わない」体調不良1.5倍 日経新聞2月4日
PM2.5多し・・・洗濯物は外に干さない!!
バイオレゾナンス医学会 佐賀県立美術館
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